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ESSAY

 

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2001/06/30

【カメラ】 距離計の調整

 最近カメラネタが増えたな…。ま、それはさておき、今日は私が所有している二台のレンジファインダー式カメラの、距離計修正方法を紹介してみる。
 この方法はあくまでも自己流なので、手順が間違っていたりするかもしれないが、とりあえず自分では上手くいっていると思う。当然作業は自己責任で。

 まず一台目はゾルキー1から。私の所有している個体は、無限遠で二重像がやや行きすぎてしまうため、これを調整してみることにした。

距離計アップ 説明

 上の写真一枚目は、ゾルキーの距離計部分。真ん中の四角い窓がファインダーで、左右の丸い窓が距離計。詳しいことは省くが、レンジファインダーカメラで実際距離を測る際(すなわちピントを合わせる場合)は、右側の丸い窓後ろから対象物を覗き、その時左側の窓から入った光との二重像を重ね合わせる、三角測量の要領で距離を算出している。

 実際の作業だが、まず、動作に信頼が置けるレンズをカメラに取り付け、距離リングを無限遠にセットして距離計を覗き、上下像がずれているなら、そちらから調整する。調整の仕方は簡単で、左側リングそのものを回すことによって、距離計内の上下像を調整できる。本来なら専用工具を使ってリングを回すのが望ましいのだろうが、私の場合は、当然ながら手元に専用工具がないので、リング部分を親指できつく押さえて、そのままカメラを左右に動かすことでリングを回転させた。「親指でボディに力を加えると、軍艦部本体が歪んで、距離計本来の動作が狂ってしまうのでは?」などという意見も出そうだが、そもそもそんな細かいことを考えるのなら、自分でカメラをイジろうなどと考えない方がいい。話が前後するが、今回の記事は「壊しても構わない」「或いは自分でイジって壊しても全然後悔しない…」という人向けに書いているつもりだ。
 次は左右像の調整。まずファインダの右下にあるネジを外す。このネジは単なるメクラネジなので、特にテンションはかかっていないはず。しかし、古い機械についている小型ネジは、得てしてネジ穴がバカになっていたりする事も多いので、慎重にゆるめた方がいい。無事ネジが外れると、中に細い穴が見えるはず。この穴の奥にあるネジを回転させることで、距離計内の左右像を調整することが出来る。ゾルキー1の場合は穴が細いので、精密ドライバーマイナスの1.3mm以下の太さを使用する。距離計を覗きながら、内部のネジを回して調整するのだが、最後の調整は髪の毛を回すような微妙な動きになる。本来は、無限遠で調整した後、各距離でのチェックも必要らしいのだが、所詮素人作業という事で、無限遠でしか調整していない。一応近くの距離も測ってはみたけど、多分合ってるんじゃないかな?。ま、この手のカメラの場合は、絞り解放で近距離を写すことはあまりないと思うので、個人的にはコレで大丈夫のような気がする。
 ちなみにこの上下像の調整と左右像の調整は連動しているので、必ずこの順番で作業を進めること。

 次はもう一台のロシアンカメラ、フェド5cの作業。私のフェドは、ファインダ内(こちらはファインダと距離計が一体なので、ファインダと表記する)の二重像が上下にズレるので、これを修正することにした。

距離計アップ 説明

 まずは、機種名が書いてある前面カバーを外す。このカバーは指で押さえながら左方向にずらし、その状態を保持しながらマイナスドライバなどで下から軽くコジると簡単に外れる。カバーを外すと、本体左奥の穴から板バネが出てくるので、こちらも無くさないようにする。

距離計アップ 説明

 後の作業は、前記ゾルキーとほぼ同じ。まず信頼できるレンズを取り付け、距離リングを無限遠にセット。その状態でファインダを覗き、まず上下像から調整する。フェドの距離計測窓はちょっと奥まった場所に付いており、リングが樹脂で固められていた。このリングは、直径方向2カ所にかぎ穴が切ってあるタイプなので、本来回転させるためには、腕時計の蓋を外すためのオープナーなどが必要になる作業なのだが、片方のかぎ穴をドライバでコジってみると、リングが動いたため、ちょっと荒っぽいがこの方法でリング回転させてファインダの上下像を調整した。
 次は同じく左右像の調整。この二つの調整は連動しているので、初めから像がズレていなくても、上下像を調整することによって、再度調整が必要になる。逆に上下像がズレていなければ、いきなり左右像を調整してしまっても、多分大丈夫だと思う。
 フェドの場合は、ゾルキーと違って調整用のネジが大きいため、やや大きめの精密ドライバを使って調整する。横着して小さなドライバで回そうとすると、簡単にネジ山を破壊してしまうので注意。
 最終的な微調整はゾルキーと同じで、結構微妙なねじ回し加減になる。落ち着いてゆっくりと作業しよう。この手の作業を適当な段階で切り上げてしまうと、後になって以外と気になるものだ。折角自分でイジっているのだから、納得のいくまで調整した方がいい。ちなみに私の場合は、精密ドライバを握りながら、10分以上もあちらこちらの遠景を眺めながらネジを回していた。

 という事で、二台とも無事調整終了。まだ試写はしていないけど、前回の撮影で狂っているのは距離計の方だという事を確認してあるので、多分大丈夫でしょう。今日は雨が降っているので、ちょっと外へ撮影に出るのは面倒くさいし…ね(^^ 。

 

【カメラ】 ミノルタ・オートパック460T

 なんだか、今日は一日中カメラをイジってばっかりのような気がする…。という事でこのカメラ、母親から「使えないのか?」といわれたので、早速チェックしてみる。すると、シャッターとレンズカバー(このカメラの場合、レンズはシャッターの後ろ)の間に小さな金属球が…。「なんだろ?」と思い、フィルム巻き上げノブを押してシャッターを切ってみると、シャッターがイヤに遅くてきちんと動作しない。部品が外れているだけなら、ひょっとしたら治せるかもしれないと考え、バラしにかかってみた。

バラしてるトコロ

 えーと、結果から言うと修理は不可能でした。ていうか、シャッターまでたどり着けねーよ!、中身が複雑すぎて…。
 慎重にカバーを外していったんだけど、外部のカバーだけで5分割くらいの構造になってる上に、パーツ同士を噛み合わせるツメも大きくて頑丈なため、ちょっとやそっとじゃ外れない。結局カバーを外すだけで一時間以上。その後ボディ上部にある露出レバーやレンズ切り替え装置、ピントノブを外していったんだけど、全然シャッターまでたどり着けない。この調子でこれ以上作業を続けたら、私の気力が続かないし、それよりも元に戻せなくなるかも…と考え、大人しく諦める事にした。ま、途中で諦めたからって、このカメラが使えるようになる訳じゃ無いんだけどね。でも、元に戻せなくなるのは、何となく気分的にイヤなんで…。

 しかしなんだわ…、一昔前の機械って、本当に作りがしっかりしてますね。細かいパーツやらスプリングやらがびっしりで、現在の電子部品の固まりになったカメラをバラすのとは、また頭の使いどころが全然違いますわ。

2001/06/29

【書籍】 ヤン・ハヴラザ 著:長輿進 訳/アイヌの秋

 未来社発行1988年初版。副題として「日本の先住民族を訪ねて」とある。本書の著者である“ヤン・ハヴラザ”とは、1883年生まれのチェコ人。彼は1912年(明治45年)から一年間日本に滞在し、帰国後、プラハで『日本の秋 わが生涯の断片』という本を出版した。本書はその中のアイヌに関する記事を抜粋して翻訳したもの。

 日本での明治時代、欧米ではちょっとしたアイヌ研究ブームが起こっている。何故かというと、明治維新直後に来日したイギリス人が書いたアイヌ人を紹介する本(自宅の本棚を漁った結果、この本の書名は『アイヌの伝承と民族』という本だった。出版社は青土社、安田一郎:訳、初版1995年。原書である「The Ainu and Their Folklore」の発行は1901年(英文)。著者のジョン・バチラーはイギリス人で、キリスト教の宣教師だった。この本の第一章「アイヌの起源について」で、彼はアイヌ語とアーリア語(印欧語)の発音が似ていることから、アイヌの起源はアーリア人と断定してしまっている。後の研究で、彼のこの説は誤りだと判るのだが、例えこの説が誤りだとしても、本書に収録されている情報は、いまだ貴重な記録であるらしい)で、「アイヌ人はアーリア人と起源を共にする民族である」と誤った断定をしてしまったため。
 その本のおかげで、欧米人の民族学者がアイヌに注目することとなり、沢山の学者が北海道を訪れ、様々な資料を採取している。その資料点数は、日本に残された資料の数をはるかに上回る事となってしまった。

 本書の著者である“ヤン・ハヴラザ”は、学者ではない。本書の記述に関しても、学術的な視点ではなく、あくまでも観光旅行気分といった感じで、当時の北海道の自然や、アイヌ人の風習などを淡々とした視点で書いている。その文章には、押し付けがましい主張などは見当たらない為、その点が、むしろ当時の北海道を知る、一級の民俗学資料となっている気がする。また、本書には著者自身が撮影した写真も多数掲載(なんと、入浴女性の隠し取りまで!)されているので、その写真を見るだけでも、とても面白い。

 一般の歴史書だけではなく、時にはこういった民衆にスポットを当てた歴史書物を読んでみるのも、自分自身の歴史観に幅が出て、面白いと思いますよ。

 

【カメラ】 レンズフード

 先日買ったオロシア製カメラに付属していた、インダスタール50mm/3.5用のレンズフードを、秋葉原にある『カメラのにっしん』で買ってきてしまった。

何となく安っぽい意匠

 商品名は『ライカ用メタルフード』、お値段1,800円。カメラアクセサリ用品でお馴染みのHANSA(近江屋写真用品株式会社のブランド名)から発売されている。“メタル”とは言っても、触った感じはプラスチック製みたいで、折角のインダスタールレンズのクラシックな佇まいがぶち壊しになってしまった気がしたので、スグに外してしまいました。残念!。

2001/06/28

【音楽】 ディスクユニオン500円の棚から…

 今日の昼間、新宿に行く用事があったので、その帰り道、ディスクユニオン新宿ジャズ館に寄ってみる。すると、300〜500円セールと書いてある“エサ箱”が置いてあったので、私は早速、ハァハァ言いながらその箱の前に吸い込まれていった。

 そして500円ナリのCDを4枚ほど救出。早速家に帰って聴いているんだけど、いま丁度かかっている「MUSAIK: IN TOWN」というCDが、なかなかイイ。元々どんな曲だかも判らずに拾ってきたのだが、ジャズCDの場合、ジャケ裏に楽器構成が書いてあったりするので、なんとなく曲の傾向は掴めるのだ。
 だからこそジャズCDの場合、余計なジャケ買いをしてしまう機会が多いと言えるんだけどね(^^;; 。

 

【お知らせ】 写真掲示板を設置しました

 この度、私のサイト内に写真掲示板を設置いたしました。どうか皆さん、お気軽に色々な写真を投稿してみて下さい。
 ただ、当然ながら、変な写真をアップするのは止めてね。どうしても変な写真を見てもらいたいという方は、私宛に直接メールを送って下さいね。それはそれで、別な意味で嬉しいから…(^^;; 。

 それと、例え変な写真じゃなくても、人物ポートレートのような写真を投稿する場合は、そのモデルの方への配慮やフォローもお願いしますね。公共の場に自分の顔を出すのを嫌がる人もいらっしゃいますから…。ま、背景に写ってたり、写真の主題として写ってる訳じゃない場合は、恐らく大丈夫だと思いますが、その辺は各自大人の判断を。

 以上、大人としての常識をわきまえた画像なら、別に傑作写真とかじゃなくても全然構わないので、じゃんじゃん投稿しちゃって下さい。
 写真を見ながらみんなでワイワイ語るのって、きっと楽しいと思うよ(^^ 。

2001/06/26

【エッセイ】 定期券売場にて…

 今朝、地下鉄の定期券を買おうとして、購入用紙に必要事項を書いていると、私の隣に女子高生か予備校生か、そんな感じの女の子がきて、記入用紙を前に悩んでいる。
 そして、しばらく用紙を眺めた後、私に「これって、どうやって書くんですか」と聞いてきた。

 どうやって書くと言われてもね…、どう説明すりゃいいのよ、こんなこと。仕方ないので私は「ここに自分の名前と年齢、そしてここに電話番号、そして勤務先、あるいは学校の電話番号、そして自宅の住所を書いて…」といった感じで、用紙の脇に書いてある項目をそのまま読んで説明してあげると、「あ、判りました。どうもありがとうございます」とお礼を言われてしまった。

 君は、日本語読めないんでスカ?(^^ 。

2001/06/25

【食べ物】 ホンコン焼きそば

 以前から是非食してみたいと思っていたのだが、販売地域が北海道地方と宮城県地方のみという事なので(なんで宮城県だけ?)、目にすることが出来ず、しかたなくここのサイトにある情報を恨めしそうに眺めていただけだったのだが、この度、漫画家のANIさんが北海道に行った折、ナント!おみやげにホンコン焼きそばを買ってきてくれた。感謝感激、どうもありがとうございました。

ホンコン焼きそば

 家に持ち帰って、早速調理してみる。作り方は簡単で、フライパンに浅く水を引き、沸騰したところで麺を入れて煮立てる。そのままフライパンの水気が無くなるまで火にかけて、出来上がり。なお、味付けに関しては、既に麺に味が付いている(チキンラーメンと同じね)ので、パッケージにはソースが付属しない。付属しているのは、紅生ショウガ入りの青海苔だけだ。

 出来てから皿に移したときは、はっきり言ってこんなモノホントに旨いのか?、と思ったりもしたのだが、実際口にしてみると、これがなかなかイケる!。味はソースというよりも、やや醤油っ気がある感じで、この手のインスタント麺にしては、後味がさっぱりしているのが魅力。この点は、思いっきり味が濃いアラビヤン焼きそばとは正反対のテイストなのだが、これはこれでかなり気に入ってしまった。というか、クセになりそう…。

 それと、ドンキホーテ環七方南町店でこのホンコン焼きそばを発見!、早速10個程まとめ買いしてきちゃいました。埼玉在住の私でも、しばらくは“ホンコン焼きそばのある生活”というのを堪能できそうです。

2001/06/21

【カメラ】 GR1sの視度補正

 どうも、私のGR1のファインダがイマイチ見にくいので、東銀座にあるリコーカメラサービス(Tel:03-3543-4187)に持ち込んで、ファインダの視度補正アダプタを交換してもらうことにした。

 リコーで用意してあるアダプタは、-3dptと+1dptの二つ。-側が近視、+側が遠視に対応するらしい。ちなみに準正で付いているアダプタは-1dptという事。早速カウンタに用意してあるサンプルをチェックしてみると、私の目には-3dptが合うみたい(本当は-2dptというのがあれば良かったんだけど)。という事で、その場で交換をお願いする。
 所要時間は約10分、狭いカウンタだけど、後ろのショーケースには、歴代リコーカメラが展示してあったり、現行商品のサンプルが置いてあったりするので、待ってる間は退屈しない。
 そして無事交換終了、お値段は3,000円。今外した視度補正レンズも返してくれるので、もし元の状態に戻したくなった時には、今度は自力でで戻せるかもしれない(^^ 。

リコーフレックスもありました

 早速交換が終わったファインダを眺めてみると、前より見やすくなったし、何よりもファインダ内の文字も読みやすくなった。大満足!。

 

【カメラ】 ゾルキー1(シリアル105188)

 実は最近、柄にもなく中古カメラ屋をよく散策している。今日もリコーに行った帰り、折角銀座にきたという事なので、中古カメラ屋各店を眺めてきた。

 私が中古カメラ屋を徘徊しているのには訳がある、その訳は、先日無事復活を果たしたEOS-620用のアクショングリップGR-10を探しているからなのだ。このパーツ、当然キャノンではとっくに製造中止になっており(念の為、キャノン銀座でも確認してきた。親切な応対ありがとう!)、どうしても欲しければ、店頭在庫を探すしかないという状況(ちなみにGR-20を在庫している店は見つけてある。教えないけどね(^^;; )にある。
 そのためせっせと中古カメラ屋に出掛け、ジャンクパーツの箱などを漁っていたわけだが、未だブツは発見できず。そのくせ中古カメラ屋は何軒も廻っている。という状態の中で、自分の中にある物欲虫がムクムクと頭を出し始めてくる。まずい!、この状況は危険だ!。
 と自分で自覚する間もなく、銀座レモン社のロシアカメラコーナーで、ゾルキー1委託品10,000円ナリをケースから出して見せてもらっている。ああ…、もうだめ(^^;; 。

 という事で、めでたくこのゾルキー1、ご購入の運びとなってしまいました(^^;;;;;; 。
 最初は麻酔で購入(カメラマニアの間では、カードでの購入をこう言うみたいだね)しようとしたのだが、手数料が3%掛かると言われたので、現金で支払ってきた。委託品の保証無し相場としては、安くはないが、店頭で売ってる以上、まあこんなモンではないかと思う。

 んで、ブツの状態を少し…。店頭では「巻き上げノブが堅い」と注意書きがあったのだが、あちらこちらの動作が堅いのは、フェド5cでも同じだったので、別に気にしない。店頭の確認では、シャッターも問題なく動作しているし、バルブにしてフィルム面を眺めてみても、特に光り漏れなどは無いみたい(もっとも、よほど派手に漏れて無い限りは判らないけどね)。そうそうこのゾルキー1、バルブ時のシャッターの戻り方が、なんつーか「ふわっ」とした感じで横幕が走り、この動作を見ているだけでもなんだか嬉しくなってしまう。この辺は同じロシアモノでも、フェド5cの方は作りが荒くて、「バシャッ」と派手に戻るだけだからね。
 その他各部の作りも、見た限りではフェドよりも全然作りがイイ。ピント合わせも明らかにゾルキーの方が合わせ易いぞ!。
 後はフィルムを入れて、ちゃんと写真が写るかだな。問題はフィルム送り機構と光漏れ、その辺がちょっと心配です。

 そうそう、付属していたレンズは、インダスタール3.5/50mm沈銅式。レンズ表面にはやや擦り傷があるけど、気にしない気にしない。ま、最悪ボディがダメでも、レンズはフェドで使えるので、無駄にはならないです。

ゾルキー1型

 しかしナンですね。考えてみりゃあ、おそらく1940年代から50年代にかけて製造された機械が、こうやって動くという事だけでも凄いことだよね。オーディオ機器では、よほど特殊な事例じゃない限りは、使い物にならないからね。
 あ、そうそう…、家に帰って早速フィルムを装填しようとしたんだけど、何か手順が間違ってるのか、それとも故障してるのか、フィルムがきちんと巻き上がりません。本屋でライカ本でも読んで(知らない人のため書いておくと、このゾルキーは、いわゆる“ライカコピー”モノなので、構造はライカと一緒。違うのは工作精度だけ(^^; )、研究してみようかな?。

2001/06/20

【エッセイ】 株主総会

 いつも総会の時期になると思うんだけど、社会人を集めた会議で、開催時間が10分とか15分とか、そっちの方が異常だという事に、なんでみんな気が付かないのかね。
 企業側がこんな姿勢をとり続ける限り、総会屋の暗躍は決して無くならないと思うけどね。

 ま、不幸にも私自身は株主総会に出掛ける機会は、一生を通じておそらく無いと思いますが…。

 

【クルマ】 新型スカイライン

 いいクルマみたいだけど、ただイイクルマだというだけなら、数あるクルマの中から、あえて今回のスカイラインを選ぶ理由は余りないような気がする。
 ま、これはエクステリアを見ただけでの感想ですけどね。

 そうそう、このスカイラインの公式サイト、テクニカルコラムのページまで、わざわざフラッシュ使って作る意味ってあるのかね?。何度も言うようだけど、このようなデザイナーの妄想で作ったようなウェブサイトは、いい加減辞めにして欲しいな。

2001/06/18

【カメラ】 カメラジャーナル

 会社の近くにある中古カメラ屋でアルファーベーターという会社から出ている、カメラジャーナルという雑誌、というか冊子の42号と81号を買ってきた。両方とも特集はGR−1について。

 ま、覚悟して買ったとはいえ、一冊100円はちょっと高いような気がする…、というか、カメラメーカーがタダで配っているカタログが余りにも豪華なんで、相対的に高く感じてしまうという事なんだろうな。本来は適正価格の範疇なんだと思うけどね。

 しかし、昼間っから中古カメラ屋を覗いて、カメラジャーナル買ったりしてるとは…、これから先、ちょっと危険かもしれないね(^^ 。

2001/06/14

【オーディオ】 RELAXA1

 ちょっとアンタ。見てよ、上のリンク先…。コレって凄くない?。

 オーディオ的な効果としては、どんなものなのか知らないけど、なんていうか、音質評価なんてどうでもイイから、理由もなく欲しくなるボードだよね。
 この上にいろんな機器を載せてみて、そして下からヒモを潜らせたりとか、意味のない事しちゃったりして(^^ 。ああ…、欲しいなぁ、コレ。

 日本での売値は85,000円だそうだ。なんちゅーか、油断すると衝動買いをしてしまいそうな、危険な値段です(^^;; 。

 

【買い物】 ビックカメラ有楽町店

 噂のビック有楽町店、今日開店だという事で、昼間ちょこっと会社を抜け出して出掛けてきた。
 ざっと店内を見た限りでは、特に私の冷静な判断を狂わせる(^^;; ような商品は無かったかな?。遭えて言えば、ハーマンカードン社製のi-subが980円で投げ売りされていたこと位かな?。後は特に私にとっての目玉商品は無かったように見えた。
 それと、ゲーム売場のレジで、お一人様一点限りの商品を、中国人と思われる男性が複数買い占めようとして店員に咎められたりしてたな。その男性は、日本語が判らないふりをして、しつこく食い下がってたけど、店側も警備員を呼んで、さっさと外につまみ出せばいいのに…、なんて思った。

 ちなみに私は、ゲームコーナー脇のワゴンに山積みになっていた、サクラ大戦GBポケットサクラパックを、なんと380円というヤケクソ価格でゲット。別に欲しかった訳じゃなかったんだけど、何も買わずに帰るのもナンだし、それにあまりにも安いので、ちょっと不憫になって…ね(^^ 。

さくらさくら

 好き嫌いは別にしても、これだけのボリュームの商品が380円で買えてしまうというのは、なんだか凄い得をした気になってくる。ちなみに、サクラ大戦GB本体のみだと何故か980円だった。なんでだろ?。

2001/06/13

【オーディオ】 音のいいミニコンポ

 ミニコンなど見向きもしないばかりか、ハナからバカにしきっていたオーディオマニアの中で、シャープのNX-10というミニコンポの評判がかなりイイみたいですね。
 私も発売当初に新橋のキムラヤ店頭で、ちょこっと聴いてみたんだけど、確かに今までのミニコンポの音とは段違いのクオリティと感じた。ただ、あのスピーカーだけは、ちょっとダメそうだと思ってたら、九州にある吉田苑というオーディオショップからこんなスピーカーレスモデルが発売されたみたい(ショップ限定販売なのかどうかは知らないが、シャープのサイトには掲載されてないようだ)
 このショップにあるLclock-XOを搭載したモデルには興味ないが、素のままのモデルは私もちょっと入手してみたい気もする。

 マニア化するのはイヤだけど、手軽に音のいいコンポを探している人は、このNX-10、量販店に出掛けて、ちょっと聴いてみては如何ですか?。

 余談ですが、シャープのサイトで公開されているAuvi使いこなしガイド、ま、言ってることは至極もっともなんだけど、逆に公式サイトでこのような情報を発信すると、使いこなしが難しそうなイメージを植え付けられて、一般人はちょっと引いてしまうかも…。
 工夫は悪い事じゃないし、是非色々試してみるべきだとは思うけど、こういった製品の本筋は、なにも考えずに良い音が出せることにあるのではないかと思う。

 ※訂正:掲示板でN氏が指摘してくれたんですが、この商品、シャープのサイトには、SD-SG11という名前で、ちゃんと掲載されてました。すいませんでした。

 

【オーディオ】 アッテネーターを恐れるな!

 CDプレヤーのカリックを購入して一月以上が過ぎた。そろそろいい点と悪い点が見えてきたので、ちょこちょことセッティングをいじり始める。カリックがミミックに比べて優れているのは当然なので、ここでは敢えて不満な点を書いてみる。
 まず第一に、音のクオリティが高いせいなのか、ミミックに比べてややおとなし目になる事。第二に、これは私のシステムが原因でもあるんだけど、やや低音に締りが無くなるような感じがすること。
 とりあえず、この二点を解決を目指す。

 初めにやり始めたのは、スピーカーの下に詰めてあるモノを換えてみること。厚手の布やクッション。それにリサイクルショップで買ってきた15cm四方の畳など、色々と試してみたのだが、元に詰めてある布以外のモノをスピーカー下に詰めると、ちなが引っぱり出して基地へ持って帰ってしまうので、この方向での対策は不可となった。
 次に試したのは、スピーカーの位置変更。今までは、左右を微妙に内振りにしてセッティングしていたのだが、この度ちょっとだけ外側に向け直してみた。これで数日間様子を見る。
 次は、いきなり機械に頼る。週末に友人宅から借りてきた、二台の怪しげな自作D/Aコンバーターを試してみた。まず一台目は18bitD/Aコンバータ。確かに音は元気になった気もするんだけど、ピークの部分でやや頭打ちになるような気がする。次は二台目の1bitD/Aコンバータ。こちらの印象も同じで、ちょっとメインに使うにしては役不足かも…(とはいっても、予想外に音は良かった。ま、気が向けばそのうちにでも詳しく紹介する)
 とのことで、次は思い切って、EXL-1のアッテネーターをかなり強めにセットしてみた。この状態だと、正直言って音はやや下品な感じで、適正なバランスとは言い切れない部分もあるんだけど、相対的に低音が弱まったおかげで、低音部の不満はやや解消。後はこの路線を維持しつつ、どうやって適正なバランスを得るかという事だ。

普段はこの位置で音楽聴いてます(^^

 これは、やや高級なオーディオ装置を使っている殆どの人が犯してる過ちだと思うんだけど、定位や奇麗な音を求めていく余り、知らないうちに自分の装置から出る音が、だんだんと消極的なサウンドになってはいないだろうか?。
 例えば、ここの掲示板によく書き込んでいるN氏は、そういった部分にはまらないように、たまにラジカセの音を聴いて、自分の頭を一度リセットしたりするそうだ。
 奇麗な音に囲まれていると、知らず知らずに刺激的な部分を排除したくなってくるモノだからね。でも、そうやって刺激的な部分をどんどん排除していくと、結局は全然つまらない音になってしまう訳で、そんな自分に対する自戒の意味も込めて、今回のタイトルは「アッテネーターを恐れるな!」とした訳。

 オーディオ誌で良くある音のアドバイスだと、「アッテネーターは控え目に」なんて書いてあったりするけど、全然そんな事は無いぞ。自分の求める音がもっと派手な音の場合は、遠慮無くアッテネーターをグイッと上げてみよう!。

2001/06/12

【お知らせ】 という事で…

 今日からはこちらで続けます。そこんとこ夜露死苦!。

 

【カメラ】 EOS620+EF35-105mmで撮った写真

 さっき上がった現像を受け取ってきた。この中古レンズ、一応機能的には問題なかったみたい。よかった(^^ 。

MGB写真

 こういった背景を飛ばした写真って、なんだか久々な感じ。

 

【カメラ】 理想のカメラバック

 今まで、フェド5cやGR−1、デジカメなどを使っていたときは、カメラバックなんて邪魔なモノ全然持ち歩く気にはなれなかったんだけど、やはり一眼レフカメラを持つと、どうしてもシステムとしてのパーツを持って歩きたくなってくるので、専用のバックが欲しくなる。
 先程ヨドバシカメラに行って、何かよさげなカメラバックは無いかと、色々物色してきたんだけど、なかなか私が欲しくなるような使いやすいバックは売っていなかった。
 一体私はどんなバックが欲しいのか?、という事で、私が現在探している形式のカメラバックを、簡単にスケッチしてみたので、ここで公開してみる。

ダサいスケッチ

 まず前提条件。世間でよくカメラバックとして売っている、四角くて厳つい形のバック。私は嫌いだ。
 私も以前はそのようなバックを持って歩いていたんだけど、街中を歩いているときなど、バックを持ったままカメラだけを取り出すのが案外面倒だし、それよりもなによりも、その手のカメラバックはやたらと底辺方向の面積が広いため、肩にかけてもって歩くのが非常に邪魔だという事。特に混んでいる電車に乗るときは、結構周りに気を使ってしまう。
 その点、よく女性が持ち歩いているトートーバック形式のバックなら、肩に掛け易い上に、両手で持ち換える事も簡単。それにあの形式のバックって、結構歩きながらモノが取り出し易いんだよね。また、一番底に収まっているメインカメラが取り出し難くても、例えばバックの隅に忍ばせてあるコンパクトカメラをさっと取り出す、なんてことは結構快適に出来そうな気がする。こんなシンプルで頑丈な形式のカメラバックって存在しないのかな?。

 世の中にある多くのカメラバックって、収納や使い勝手のアイディアを盛り込み過ぎで、結局使いにくいモノになっているのではないかと思う。特に、基本である「肩に掛けて持ち歩く事が快適なカメラバック」って、ひょっとして存在しないのではないかな?。
 それと、これは勝手な私の美意識の話なんだけど、街中でカメラバックを地べたに置き、その場でしゃがんでカメラのセットアップ…、って、何となくマニア臭くてあんまり格好良く無い気がするんだよなぁ。出来ればカメラは歩きながらさっとバックから取り出し、素早く撮影…、そんな感じが格好良いのではないかと勝手に思っている。そんな姿を実現するためは、現状で売っているカメラバックでは、ちょっと役不足なんだよね。

 ま、もしこんな形式のカメラバックを知っているという方がいらっしゃるなら、是非私に教えて下さい。

2001/06/11

【お知らせ】 エッセイページ移動

 このページはSRSさくらインターネットにある“ききょう”サーバーへ移転します。トップページからのリンクも修正しました。一応、暫くはVinetサーバーにもデータは残しますが、Vinetにあるエッセイページはもう更新しませんので、明日以降はさくらウェブのデータを参照して下さるようお願い申し上げます。

 現時点では、トップページそのものは移転していません。ただ、近日さくらウェブの方に新たなトップページを設けるつもりなので、「まっかちん.Web」は、基本的にあちらのサーバーをメインに運用する予定です。
 現在リンクをお願いしているサイト管理者には、移転が完全に終了してから、URL修正のメールを送らせていただきますので、その時は、修正宜しくお願い致します。

 尚、現在公開されているトップページは、ここの会社が倒産しない限り(^^;; は、何らかの形で残しておくつもりです。

 

【お出かけ】 MGBで日光へ

 週末の土曜日は、友人のMGBに同乗して、栃木県の日光方面へドライブに行ってきた。

神戸駅近くにて

 ま、ドライブ自体については、特にここで触れるようなこともなく、淡々と下道を使って行ってきただけなんだけど、途中トイレに寄ったわたらせ渓谷鉄道神戸駅で写真を何枚か撮ってきたので、なんとなくここで公開してみた。

 

【買い物】 ミルメーク

 最近掲示板で密かに話題になってるミルメーク。私も興味が出てきたので、ケロンパさんが投稿してくれたリンク先サイトを頼りに、千葉県松戸市にある、セブンイレブン松戸古ヶ崎店へ買いに行ってきた。

このセブンイレブンに、ミルメークが売っている!

 まず現地へのの行き方。常磐線松戸駅前から出ている日大歯科病院行きバスに乗り、4つ目の停留所「竹ヶ花西町」で下車、進行方向から逆に20m程度戻った場所にそのセブンイレブンはある。クルマや自転車、その他の手段で行きたい人は、この地図を参考にして欲しい。坂川と書いてある部分のちょっと上にある信号の角が、ミルメークを在庫しているセブンイレブン松戸古ヶ崎店だ。
 早速店内に入ってみると、在庫している棚は入口から一番奥、お弁当コーナーの右手の棚に牛乳と一緒の冷蔵庫上部分に置かれている。ふと、その棚の一番下を見ると「給食でお馴染みの『ミルメーク』、なつかしの味」みたいな手書きの張り紙が貼ってあった。

 在庫していたのは、コーヒー味とイチゴ味。コーヒー味が20袋入りで298円。イチゴ味が5袋入り100円という値段だった。

牛のキャラクターが楽しい外袋 中袋を出すと、いきなり時代を遡ったようなデザインの袋

 家に帰って早速試飲してみる。初めに飲んだのはイチゴ味。使った牛乳は、セブンイレブンオリジナルブランドの188円牛乳。
 カップにミルメークを空け、その上から牛乳を入れ、スプーンで暫くかき混ぜる。そして飲んでみたのだが、味に関しては、なんていうか、旨くもあり不味くもあり…、そんな感じ。ただ、世のジャンクフードにありがちな、独特の風味は感じることが出来るので、マニアの方や、ノスタルジーに浸れる方(ちなみに私は初めて)にとっては、止められなくなる食品なのかもしれない。
 私の感想としては、期待して飲むと期待はずれだけど、例えば給食に付いてきたりしたら、ちょっとは嬉しいかな?、でも基本的にはど〜でもイイや…。という感じ。おそらく家に残っている大量のミルメーク(あと28袋)は、淡々とスローペースで消費されていって、知らない間に残っている事も忘れてしまい、そのうちまとめて処分…、そんな運命を辿ると思います(^^ 。

 

【クルマ】 MUJI+Car

 噂のMUJI+Carカタログを入手。早速手にとって眺めてみたんだけど、なるほどね…だだのマーチも、こうやって見せると、結構魅力的に見えるかもね。

 でも、実際このクルマを買った人は、このマーチが商用グレードでないことを、他人にイチイチ説明しなきゃいけなくなるかも(^^ 。

2001/06/08

【買い物】 35〜105mmF3.5-4.5・EFマウントズームレンズ

 今日、秋葉原のマップカメラで、セコハンモノを発見。オプションのフード付きで、価格は5,000円という捨て値だった。

EFレンズ外観

 保証無しとのことで、店頭にあったEOS-1(しかし…、バカみたいに大きい上に、スイッチのある場所がバラバラで、非常に使いにくそうなボディだったな)に装着して動作などを確認させてもらったのだが、一応AF機構はきちんと作動する。レンズ自体の汚れは、まあ…価格相応といった感じ。表面には細かいキズが数カ所付いているし、中のレンズ面にも多少埃が侵入している。しかし、一般的な撮影には多分支障無さそう…。
 このレンズ、以前自分でも使っていた事もあるし、とりあえず、家にあるEOS-620の動作確認も出来るし、なんといっても5,000円は安いし…、という事で思い切って購入してみる事にする。税込みで5,250円、カードで支払ってきました。

 早速家に帰って自前のボディに装着してみたんだけど、AFの動きは、以前私が持っていた同型のレンズよりも早くて快適。しかも、私が持っていたモノよりズーム部分のグラ付きが少ない。というか、結構ハードに使ってたからな、私のレンズ…。ま、当然といえば当然かも。

 後は、実際にフィルムを入れて撮影してみてからだね。この中古レンズに対する評価を下すのは。

 

【お知らせ】 生意気にも

 この度こちらに新たなスペースを確保してみました。しばらく様子を見た後、このサイトにあるデータは、基本的に全て移転するつもり。

 実は、現在メインで使ってるvinetのサーバースペースが、既に規定5MBの容量ギリギリ状態。かといって、現在のサーバーで容量を増やすには、1MB増加ごとに月2,000円という恐るべし追加料金が掛かってしまうので、とてもじゃないが、増やすわけにもいかない。
 無料の共有サーバーはガンガン落ちるし(最近ヒドい目に遭ってたばかりだしな)、広告は、ページ下ならともかく、上に入るのは我慢ならないし、それでなくても安定してる大手無料スペースは、cgiはともかくとして、ftpが使えないというのがかなりイヤだし(慣れりゃいいんだろうけどね)…、その他色々と検討した結果、おとなしくお金払って、有料の共用サーバースペースを借りてみることにしました。
 しばらく状況を見て、問題アリと判断した場合は、また別な場所を探すつもり…。ただ、この度私が割り振られたKikyou(桔梗)サーバーは、現状一日当たりのデータ転送量が一番多いサイトで11MB前後という、かなり空いているサーバーなので(混んでるとこだと、1日/20GBなんてサイトがごろごろしてるサーバーもある)、この分なら多分大丈夫じゃないかな?。

 とりあえず、動作確認のためindex.htmが置いてあるだけなんだけど、暇な方は見に行ってみて下さい。そして、なんか問題がありましたら是非お知らせ下さいね。

 本格的な移転の際には、またここで報告させてもらいます。

 

【エッセイ】 ロキャンロ〜ル!、シェギナベイベ〜!!!!!!!。

 という事で、明日はロックの日だぞ!。皆さん、家でロックを聴きましょう。

 

【エッセイ】 少便小僧

 というのは良くあるけど、少便少女ってのがあるとは、私も知らなかった。

 さすがにベルギーまでは行ってられられないけど、もし東京にも設置されたとしたら、一度見に行ってみたいもんだな(^^ 。

2001/06/07

【エッセイ】 小泉内閣の自動車税に対する政策

 なんでも今徴収している自動車税が余り気味なので(これだけむしり取ってりゃ当然だ!)、その余った税金を別な目的に転用しようとしてるらしい。今現在、この政策についてはあまり大きな話題にはなって無いみたいだけど、ドライバーの皆さん、

もっと怒れよ!
ついにFONTイジり、やってしまいました(^^;; 。

 そもそも、ドライバーの私達は現在でも、不当と言っていい程の重税を課せられてるというのに、なんでそれらの税金から福祉やら介護やらのお金を負担せねばならないのか!。そもそも福祉や介護の予算が本当に足りないというのなら、目的税からかすめ取るんじゃなく、全国民に広く負担を求めるべきだろ。一般財源が足りないことと、自動車税が余り気味だってい問題は、そもそも全く別の問題だっちゅーの。素直に余った自動車税はドライバーに返せ!馬鹿者が…。

 これで、本案件が国会で承認された暁には、私は現小泉内閣を「泥棒内閣」と呼ぶことにする。全く、相変わらず常識ってのを全然知らない連中だね、永田町に住んでる人間は。

 

【ネット】 女子高生の日記

 全ての高校生がこのサイト(ちなみにネスケだと読めないっぽい)の管理人みたいな人達ばかりだったら、きっと少年凶悪犯罪なんて起きないんだろうな〜。などと考えながら、読んでいて久々に心洗われたサイト。昨日偶然見つけた。

 私としては、世間一般にある「若いって素晴らしい」などというバカげた幻想は大っ嫌いなんだけど、ここの日記を読んだら、素直に「若いっていいなぁ」などと思ってしまいました。というか、自分に与えられたいくつもの時間の中で、その時間にしかできない事って、きっと一杯あるんだろうな。多くは自分で気が付かないだけで…。

 内容は、ちょっと…というか、かなりこっ恥ずかしい感じがするんだけど、たまにはヒネた文章ばかりでなく、こういった爽やかな文章も読んでおいた方がいいよ、皆さん。

2001/06/06

【書籍】 斉藤美奈子/紅一点論

 株式会社ビレッジセンター出版局発行、1998年初版。先週吉川図書館から借りてきた。
 内容は、日本のアニメーションやおとぎ話などに登場する女性キャラの分析。いかにも、最近即席で出現したサブカル系社会学達が喜びそうな題材ではある…。

 本書における結論はいきなり序盤で語られている。著者によると、男の子向けの物語は全て「軍事大国&セクハラ天国」。女の子向けの物語は全て「お姫様願望&王子様依存症」になる…、という事らしい。これ以降の文章は、全てこの結論に乗っ取った個々の作品に対するこじつけの分析が延々と続く。

 おそらくこの著者は、初めに序盤で語られる結論を思いつき、それでその結論に添うような形で色々な資料を分析していったのではないかと思う。こういった手段は、物書きの姿勢として決して採ってはならないアプローチなのだが、この本の場合、そもそも手にする読者がアニメやおとぎ話など全然興味がない人間ばかりだと思われるので、なんの批判も起こらないばかりか、雑誌の書評コーナーで「新たな視点からアニメを見直す…」などと誉められちゃったりするんだとおもう。

 ま、これ以上細かく内容に触れるのもアホらしいので、サクッと結論を書かせてもらうと、子供時代(あるいは大人になってからも)ちょっとでもアニメに親しんだ人なら、本書の分析がいかに的外れかという事、更に何らかの思想的バイアスを埋め込もうと必死に努力している様子などが、いとも簡単に分析できてしまうと思う。
 この著者にいわせると、世の中の物語全ては、女性に対するセクハラ伝説という事になってしまうらしい。バカバカしくて付き合ってらんないよ…。

 

【テレビ】 政党CM

 色々話題になってるけど、私からいわせりゃあ、体よく広告代理店に金を巻き上げられ、遊ばれているだけのような気がする。各党とも企業CM作ってる訳じゃ無いんだから、もっと真面目に自分たちの頭で考えたアピールをして欲しいよな。
 政党CMなんて、ダサくて、イモ臭くて…、それでいいんだよね。何もサントリーみたいにCM大賞狙った作品を作ったって仕方ないんだから。

 自分達が、具体的に政治の場でこれから何をやっていくのか、また何を目指すのか…。これらの主張が盛り込まれてない以上、どんなにカッコイイCM作ったって、昼間っから住宅地で騒音をまき散らしながら走ってる迷惑この上ない選挙カーと同じレベルでしかない。
 一部の報道では、最近の柔らかCMを肯定する意見があるみたいだけど、政治家が広報のイメージだけで選ばれるようになったら、それこそヘタレ政治家のオンパレードになっちゃうぞ、この国は…。

2001/06/05

【音楽】 ギョーム・ルクー/ピアノ3重奏・ピアノ4重奏

 今日は渋谷にあるクライアント先にカンプを届けに行ってきた。その帰り、タワーレコードに寄ってつい買ってしまった一品。
 まったく…、私が渋谷に行かなければならないときは、会社側は“寄り道手当”という名目で、私に数千円の金を支給すべきだよね。渋谷に行く度にこれじゃあ、破産しちまうっつーの、あたしゃ〜(^^;; 。

ジャケット写真ッス

 という事で本アルバム。タイトルは別に原題で表記する必要もないと思うので、作曲家の方だけをアルファベットで表記すると、Guillaume Lekeu となる。彼は1870年にベルギーで生まれ、主にパリで作曲活動を始めた後、1894年に24歳の若さで死去している。
 今回私が買ったこのアルバムには、彼が21歳の時と晩年に作曲した曲が収録されているのだが、両方ともハッキリ言って、とても20代前半の頃に作曲したとは思えない位、枯れたイメージがする曲。特にトラック1、ピアノ3重奏/アレグロの部分はかなり悲壮感の漂った雰囲気。但し、曲自体のメロディーは美しいので、その辺で少し救われているのかもしれない。

 このアルバムを聴きながら、19世紀末、何処か暗い陰を落としつつある時代のパリの雰囲気に思いを馳せてみる…。というのも、なかなか乙な音楽の楽しみ方なのでは?。

2001/06/03

【お出かけ】 里山街道

 近頃、国道349号線と399号線にハマっている。この前の日曜も、349号線を全線制覇して、返す刀で399号線を堪能してきた。特に349号線に関しては、ここ一ヶ月で3度ほど終点を見ているという程のハマりようだ。

宮城県柴田町にある国道349号線終点、或いは北側の始まり。国道4号線から分岐する地点

 この国道のいい点は、ひたすら里山を走るだけ…。途中に目立つ観光地はいっさい無し。道の駅などの観光施設も殆ど無し。というところ。特に、福島県矢祭町以北から、いわき市で国道49号線と交差するまでの区間は、日本の原風景である“里山”の景色を味わう事ができる、おそらく日本で一番長い区間なのではないかと思う。
 途中には日本の国道沿線でお馴染みの「ホームセンター」や「ファミレス」などは一切存在しない。まるで山同士の縫い目を縫う糸のように伸びる国道349号の沿線には、小さな畑があり、棚田があり、そして棚田から流れる水の集まる先には集落があり、その集落の中央には交差点があり、その周りには個人商店が軒を連ねている…。
 ここには、かつて日本の山間で当たり前のように見られた光景が、この現代の中でリアルに溶け込みながら存在している。東京から数時間、北関東の先にこんなのどかな風景が広がっている場所があるとは…。

国道標識

 349号線は、福島県いわき市で国道49号と交わる先から、やや現代的なアレンジで俗化した景色が広り始める。とは言っても、まだまだ充分田舎道の風情を醸し出しているので、ここはそのまま北上する。そして福島県月舘町に差し掛かったところで、国道399号線の標識が現れるので、北上はここまでにして、ここは399号線も堪能する事をお勧めする。399号線は、49号線以南の349号線同様、極めて“里山チック”な国道だ。ただ、沿線の風景はこちらの方がやや標高が低目といった感じで、里山というよりも、ズバリ“里の風景”と言った方がいい表現かもしれない。

 どちらの国道も、本当に「クルマに乗ってドライブしながら景色を楽しむ」という人にとっては、天国のような道だと思う。東京からそんなに遠い場所ではないので、休日の朝、早起きした場合には是非出掛けてみて欲しい。ただ、両国道とも道が狭く曲がりくねっている為、結構道に迷いやすい。ま、仮に迷ったとしても、あくまでも“里山”といった場所なので、通りすがりの人に道を尋ねれば大丈夫。

 

【音楽】 タンゴは定着するのか?

 なんて事を、今J-WAVEで話題にしてるんだけど、そもそもタンゴって日本で定着していない音楽なのかな?。

 例えば私の両親は、結構タンゴが好きで、よくコンサートに出掛けたりしてるんだけど、その出掛ける場所ってのも、別に「渋谷○○会館」とか「赤坂なんとかブリッツ」とか気取った場所じゃなくて、地方の自治体にある会館みたいなところに聴きに行ってる。更にその地方の会館に演奏に来るアーティスト達も、案外一流どころが毎年のように巡業にやって来るんだよね。
 ひとたび街に目を向ければ、よくワゴンセールなどで、格安の値段で販売しているCD。その中には大体クラシックとかジャズとかのオムニバス盤に混じって、タンゴのCDも並べられたりしている。
 何処でもこうやって「タンゴ音楽」が気軽に買えて、なおかつ気軽に演奏を聴きに行ける状況というのは、定着まではいかないにせよ、日本の大衆文化の中で立派に一定の位置を占めていると言えるんじゃないの?。

 今日話のあったのタンゴばかりでなく、例えば演歌に対しても私は同じような事を感じてるんだけど、マスコミやマーケティングの連中は、若い者が見向きもしない音楽だからって「衰退」とか「定着していない」とか言わないで欲しいよな。
 衰退衰退…といわれている演歌にしたって、あんたらが必死で流行らそうとしてる、なんだか訳の分からないクラブミュージックよりは、全然売れてるはずだと思うけどね。

 結局、自分たちの手のひらで勝手にバカ騒ぎしてくれて、スポンサーに大量に金を落としてくれるジャンル以外の文化は、全て「衰退」なのかね、その手のマスコミ&マーケティングの連中にとっては…。

 

【ネット】 あのコナミが

 満を持してバーチャルアイドル界に進出、その名も「アイ・12歳」と「ラン・18歳」!。全12話合計120分に渡るムービー!。一回選択肢を選ぶ度に100円取られるというセコい課金方法!。

 なんてことより、このページ文字が全て画像で張り付けてあるだけ!、という方が驚いた。まさか、企画書そのままスキャンしてファイルに張り付けただけの、お気楽HTML制作…という訳じゃじゃあるまいな(^^;; 。

2001/06/02

【カメラ】 CANON EOS-620

 部屋の整理をしていたら、戸棚の奥から昔使っていたメインカメラ、CANON EOS-620が出てきた。

イオス本体写真。ボディのサイズはフェド5cと殆ど同じ

 このカメラは、私が働き初めて一年後位に買ったもの。既に発売されていた650の高級バージョンという位置づけで、650の緑バッチに対し、この620は赤バッチなどと呼ばれていたという話も聞いたことがある(訂正、緑は630でした。650は白)。お値段は、確か当時で10万円台後半だったと思う。私はこのボディに、キャノン純正35-105mmのズームレンズと、50mmコンパクトマクロレンズの2本、それに外部フラッシュのスピードライト420EZなどを付け替えて使っていた。若干だが、このカメラでお金も稼がせてもらった事もあるという、私にとっては色々な思い出が染み込んでいる一品。
 別に、もう使うつもりが無くなって棚の奥にしまい込んでいた訳ではなく、実は現在、写真を写したくても、装着するレンズが一本も無くなってしまった(壊してしまった)ので、使えなくなっているという状態なのだ。

 自分で言うのもナンだけど、このEOS-600シリーズのボディって歴代EOSの中で、ダントツに一番格好いいよね。見たところ第一印象だと、結構曲線のフォルムを生かした「人間工学」的デザイン(余談だけど、この「人間工学」を名乗った機械って例外なく使いにくいよね。特にカメラの場合は、かつてのゴツゴツしたボディの方が手に馴染んで使いやすかった気がする)に見えるんだけど。実は結構エッジが張っているデザインで、特にボディ右側のグリップ部は、きちんと彫りの深い造形になっていて実に握りやすい。スイッチ類もシンプルなデザインで使いやすく、後に一瞬使うことになったEOS-5に比べると、本体の機械的性能進化を除き、600シリーズの方がカメラとしてのデザイン(見た目以外の意味も含めて)は明らかに優れていたように感じる。

 今日久しぶりに引っぱり出して、このボディを眺めていると、なんとフィルムが一本入ったままになっている。一体何時写したフィルムだろう…、レンズを壊したときのフィルムだろうか?。手元に電池もないので、一体何枚撮影した後なのかも判らないし、フィルムを巻き取ることもできない。この辺現代のカメラって、ちょっと不便かもしれないね。

 このカメラ、手頃な交換レンズを一本手に入れて、また色々と使ってあげたいな。

 

 

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